手首の痛みの原因は何なのか?
手首には神経が3つ通っています。
どのあたりに痛みがあるのかによって、治療の方法も変わってくるのでしっかりとチェックする必要があります。
- 親指側は橈骨神経
- 真ん中は正中神経
- 小指側は尺骨神経
親指側の痛み
親指側には橈骨神経が走行しています。
親指の痛みはドゲルバン病・ばね指・母指CM関節症・腱鞘炎といった症状名をつけれることが多いです。
親指の痛みの特徴として
- 親指を動かすと痛い
- 物をつかもうとすると痛みがある
- 親指の付け根が腫れて痛い
親指をよく使う仕事の方に多く、使いすぎで痛みが起きていると言われています。
また更年期や妊娠中にホルモンバランスが崩れることで、親指側に痛みを起こすケースもよくみられます。
真ん中の手の痛み
真ん中をとおっている正中神経がダメージを受けると、
親指~薬指に痛み・しびれ・脱力感が起きます。
このような症状で病院に行くと手根管症候群と診断されます。
真ん中の手の痛み症状として
- 手の握力がなくなり物を握れない
- 寝る前や起きた時に痛み、しびれがある
- 手を使う細かい動作ができなくなる
手のむくみやガングリオン(腫瘍)で手根管が圧迫されて、症状として引き起こします。
パソコン作業でマウスやキーボードを使って、手首に負担をかけている方に多くみられます。
小指側の手の痛み
尺骨神経が圧迫されることによって小指側・薬指側に痛みやしびれを感じます。
尺骨神経は腕の内側を走行しており、肘の部分で尺骨神経が圧迫されることで
肘部管症候群と診断されます。
小指側の手の痛み症状として
- 小指、薬指に痛みやしびれがある
- 小指が曲げにくい力が入りにくい
- 小指側にジリジリビリビリした感覚がある
肘や手に負担をかけて使いすぎることで症状として繋がると言われています。
手首・指の痛みは安静治療?
病院へ行くと「様子を見て安静にしてください。」と言われるケースがほとんどです。
安静にして痛みが治ればいいのですが、使い始めて時間が経つとまた痛みを出している。
その場合、腕のねじれや筋肉の硬さで肘や手首に負担がかかる動きになっているかもしれません。
負担がかかりやすい腕のねじれや筋肉の硬さがあると、手首に通る神経も圧迫されてしまいます。
すぐに再発する手首や指の痛みは負担のかからない身体に調整することが必要です。
あまりに手首の症状がひどくなりすぎたら手術を勧められることもあります。
そうならないように手首の痛みになっている負担を減らしていきましょう。
一人で悩まずお気軽にご相談ください。
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