ふくらはぎの張り・痛みはストレッチや揉むと柔らかく治るのか?
ふくらはぎは第二の心臓と言われている
心臓は全身に血液を送って身体に酸素・栄養・体温を運びます。
また心臓は寝ている間にも休まず、全身に血液を運んでくれているため、私たちは生活する事ができるのです。
そしてふくらはぎも第二の心臓とも言われており、大事な役割を果たしています。
それは足に溜まった血液を心臓に戻すことです。
ふくらはぎのむくみや痛みがあるとうまく機能できなくなる?
ふくらはぎは足に溜まった血液を上に戻すために、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用を使います。
これはかなりの重労働でもあります。
なぜなら、上からの圧力(重力)に
負けないように血液を持ち上げて、心臓に戻さないといけないからです。
(血液を下から上に戻すには、吸い上げる力が必要になります。)
その時にふくらはぎの筋肉の異常緊張であったり、むくみなどの血流状態があると、血液を心臓に戻せなくなります。
ふくらはぎの硬さ・張り・しこりを改善するには?
ふくらはぎの機能が落ちてしまっていると、
血液が足に溜まったままになります。
ふくらはぎの硬さ・張り・しこりなどの症状があれば、
ふくらはぎの機能が低下することもあります。
ふくらはぎをマッサージ・ストレッチしても硬さや張りが柔らかくならない!
じゃあふくらはぎを柔らかくすればいいじゃないの?
って思うかもしれません。
しかしふくらはぎを揉んでも、、
- マッサージしても柔らかくならない
- 柔らかくなったと思ったけど持続しない
- 毎日ストレッチしてもふくらはぎの張りがある
- ふくらはぎが固すぎてストレッチしても伸びてくれない
などなど、
ふくらはぎを柔らかくしようと思って、色々試してもなかなかよくならないケースがよくあります。
ふくらはぎの痛み・張りがとれない原因は?
ふくらはぎを常に正常な状態にしておきたいところですが、
日常生活でふくらはぎの硬さを作ってしまいます。
ではふくらはぎが硬くなった原因はなんでしょうか?
ふくらはぎに命令を出しているのは坐骨神経
坐骨神経の通り道は?
- 腰椎
- 仙骨
- 臀部
- 股関節
- 太ももの裏
- 膝の裏
- ふくらはぎ
このような流れになっています。
坐骨神経の流れが悪くなると
ふくらはぎの硬さ・張り・痛みの原因になります。
特に臀部・股関節の周囲にある筋肉硬さを緩めると、
ふくらはぎが柔らかくなり痛みの改善にも繋がりやすいです。
両方のふくらはぎの硬さ・痛み・コリの症状は姿勢が原因
臀部・股関節の硬さを改善すると、
ふくらはぎの硬さ・痛み・コリは取れます。
しかし両ふくらはぎに症状がある場合は、身体が前傾姿勢になっているケースも多いです。
前傾姿勢になっていると、前に倒れないように後ろの筋肉が緊張して頑張ろうとします。
この時にふくらはぎの筋肉も緊張して硬くなるのです。
その場合は、前傾姿勢が原因でふくらはぎの硬さを作っているので
身体の姿勢を整えることも必要になってきます。
ふくらはぎの硬さは揉むだけでは改善できない
「ふくらはぎを揉むだけで高血圧が劇的に改善した!」という書籍やテレビなどでたくさん紹介されていますが、
『ふくらはぎの硬さを作っている原因が何なのか?』
この状態を改善しなければ、
『ふくらはぎの痛み・張りは治らないのです。』
ふくらはぎをマッサージやストレッチしてもよくならなかったら、
他の離れた部分に原因があります。正しい対処法を行い、症状の改善していきましょう。
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